越谷市・草加市でサインも学べるベビーマッサージ教室&資格取得スクール「ぴよぴよの森」を主宰しておりますママセラピストの佐藤と申します。
今日は、プライベートレッスンでした。
予定日よりも、2ヶ月半早くママに会いに来てくれたというお子様。
しかし、ママは早く生まれてきたお子様の成長を大変気にされていらっしゃいました。
そして、そんな赤ちゃん(ママ)の為に、今日は未熟児ちゃんにもベビーマッサージが有効というお話をご紹介させてもらいたいと思います。
■小さく生まれた赤ちゃんの為のベビーマッサージの必要性
NICU/GCUでの母子分離の生活は想像以上に親子共々ストレスが多いと言われています。
また、無事退院できたが、その後、自宅での育児にとまどい、どうやって子どもに触れていいのか、どうやって相手をすれば良いのか分からないというお母さんが多いのも事実です。
これは、仕方のないことで、母性というのは出産後すぐに芽生えるものではなく、育児をしていくうちに、徐々に芽生えてくるものだという事が、明らかになっています。
抱っこすること・触れることで母性が芽生え、「自分がこの子を守るんだ!」という気持ちや責任感に切り替わっていきます。
ですから、NICU/GCUでの生活がしばらく続いた親子にとって、マッサージやタッチケアをして、子どもに触れる、両親に触れられる事は、育児をしていく上でとっても大切なのです。
■小さく生まれた赤ちゃんへのマッサージの研究結果
●20人の未熟児に1日3回各15分間のマッサージを10日間続けたところ、1日あたりの体重増加率がマッサージを受けていない子供達よりも平均47%上回った。
●マッサージを受けた子どもと受けなかった子どもでは、入院期間が平均6日間短いことも調査結果として明らかとなった。
●マッサージを受けた子供は、活動的かつ敏捷で、より成熟した神経の発達が見られた。
●就寝前にマッサージを受けた子どもは、寝つきの悪さが減り、睡眠パターンも改善された。
参考『IRORIO 』
「愛するわが子を小さく産んでしまった」と母親は、自分を責め悔やみ深い傷を負ってしまうことがあるかとも思いますが、決してそんな風に考えないでください。
赤ちゃんが、単にママに早く会いたかっただけですから
ママが今、出来ることは何か?
是非、ベビーマッサージで赤ちゃんの身体の成長を促し、そして心の栄養を満タンにしてあげましょう。全力でお手伝いさせて頂きます。